銅人療法の研究報告


 銅人療法に対し、はじめて科学的調査研究が行われました。アメリカのハーバード大学医学部が調査研究を行い、Complementary Health Practice Review,Vol.14 No.1,19-34(2009)に掲載されました。以下はその要約と調査結果のグラフです。


 銅人集団療法の参加者から無記名で調査を行い、銅人療法の効果と安全性を調べました。調査対象者265名で回答率は89%、癌(30.6%)、内分泌(17.5%)、自己免疫疾患(17.2%)
がもっとも多い疾患でした。1回以上集団療法に参加した回答者(n=216)のうち、30%は著しい効果があり、3分の1はクオリティオブライフが大幅に改善したと回答しています。症状の悪化した例はありませんでした。


 不安、うつ,癌、自己免疫疾患でそれぞれ63.8%、61.0%、60.3%、58.1%の人が大幅に改善があったと回答し、これらがもっとも治療効果があったように思われます。このことから銅人療法の参加者自身による回答では,銅人療法は有益であり、悪化はないことを示しており、今後さらにこの種の調査を継続すべきです。


銅人療法調査結果グラフ


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文献

Sullivan,A.M., Bauer-Wu.S. , & Miovic,M.(2009). The Tong Ren Healing System: A survey study. Complementary Health Practice Review; 14, 19-35